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肥後克広

肥後克広(コメディアン)の名言|「頼る力」で歩んできたリーダーの言葉

肥後克広(ひごかつひろ)さんは、1963年に沖縄県那覇市で生まれたお笑いタレント・俳優です。高校卒業後、一度は商業デザイナーとして働きますが、「お笑い芸人になる」という夢を抱いて再び上京。萩本欽一さんへの弟子入りを志願するも叶わず、浅草演芸界で杉兵助さんに師事します。1985年、上島竜兵さん、寺門ジモンさんらとともにダチョウ倶楽部を結成し、「一番背が高いから」という理由でリーダーに就任しました。「つかみはOK」「聞いてないよォ」など数々のギャグで一世を風靡し、結成から40年という長きにわたり第一線で活躍を続けています。親しみのある笑顔と癒しのオーラで「芸能界きっての愛されキャラ」として人気を保ち続ける肥後克広さん。著書『頼る力』も刊行し、人と人が信頼し合うことの大切さを語り続けてきました。その言葉には、無理に引っ張るのではなく、周囲との柔らかな関係の中で長く歩み続けてきたリーダーとしての知恵が詰まっています。

自分は、誰かを引っ張るわけでもなく、方向を示すわけでもなく、何となくまとめていくタイプ

リーダーとしての自分自身のあり方を、飾らずに語った言葉です。強いカリスマ性で引っ張るタイプではなく、緩やかに全体をまとめていくという、肥後克広さんならではのリーダー像が示されています。

40年という長きにわたりトリオを続けてこられた背景には、こうした無理のないリーダーシップのあり方があったことがうかがえます。

困ったときは人を頼ればいい

自著のタイトルにも掲げた、肥後克広さんの人生哲学を端的に表す言葉です。一人で何とかしようと抱え込むのではなく、素直に人に頼ることの大切さが説かれています。

還暦を迎えてなお第一線で活躍し続ける肥後克広さんが、長い芸能生活の中でたどり着いた、力の抜けた生き方の知恵です。

僕たちが活動を長く継続することができたのは、タレントとしての敷居が低いどころか、そもそも、敷居なんて存在していないからだと思います。窓は全開で、玄関に鍵もかけてない。「ただ、そこにいる」というだけ。「ダチョウ倶楽部を嫌い」という人はあまりいないけど、「特に好き」という人もいませんね

結成40年を振り返って語られた、ダチョウ倶楽部というトリオの独自のポジションについての言葉です。強く愛されることを狙うのではなく、誰にでも自然に受け入れられる存在であり続けてきたことが、飾らない言葉で表現されています。

過度な作為を持たず、あるがままの姿でい続けたことが、結果として長寿トリオになった理由なのかもしれません。

もともと、僕たちは何か大きなことを成し遂げようとして集まったのではなく、僕が、「新人のコント大会に出たい!」と言ったものの、その日時をすっかり忘れ、芸人の先輩から叱られたことが出発点。だから、「絶対に成功しよう!」という気負いはありませんでした

ダチョウ倶楽部の結成秘話を振り返った言葉です。壮大な目標から始まったのではなく、ちょっとしたハプニングがきっかけだったという、肩の力の抜けたスタートが語られています。

気負いのなさが、かえって長く続けられる土台になったという逆説は、多くの人にとっても示唆に富む考え方です。

50歳になったら負けを認める、還暦で完全ギブアップ。どちらも一度認めると楽になる

年齢を重ねることへの向き合い方を、独特の表現で語った言葉です。無理に若さや強さにしがみつくのではなく、ある時点で「負け」や「ギブアップ」を認めてしまうことで、かえって心が軽くなるという考え方が示されています。

肩肘張らずに歳を重ねていく肥後克広さんらしい、飄々とした人生観が表れた一言です。

「今の若いヤツは!」と息巻く人は、昔はカッコよかったのかもしれませんけど、今はカッコよくないですね

世代間の価値観の変化について、率直に語った言葉です。かつては格好よく見えた振る舞いも、時代が変われば通用しなくなるという、柔軟な時代認識が示されています。

同世代にありがちな考え方をあえて否定するところに、肥後克広さんの開かれた姿勢がうかがえます。

僕も今の時代を生きていますけど、若い芸人さんにはかないませんから。遠慮なく後輩を頼りますね。だから、これまで炎上せずにやってこられているんです

若い世代との付き合い方について語った、肥後克広さんの実践的な処世術です。自分の経験や立場に固執せず、素直に後輩を頼ることで、時代の変化にもうまく対応できているという考え方が示されています。

「頼る力」というテーマを自ら体現し続ける、肥後克広さんらしい一貫した姿勢が表れています。

重み? 感慨? ないです、ないです。強いて言うと、よくここまで続けられたなというか……これはもう、これからも続けなきゃいけないなというか。ひとつの財産です。この先、僕がどんなドラマに出ようが、何をしようが、最大のヒット作は『ダチョウ倶楽部』。本当にそういう思いです

結成40年という節目を迎えた際の、肥後克広さんの率直な心境です。大げさな感慨を語るのではなく、淡々とした口調の中に、ダチョウ倶楽部という存在への深い愛着と誇りがにじんでいます。

俳優としても数々の作品に出演してきた肥後克広さんが、それでも「最大のヒット作」と言い切るところに、トリオへの変わらぬ想いが表れています。


肥後克広さんの名言を紹介してきましたがいかがでしたか?
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