
みうらじゅん(イラストレーター)の名言|「マイブーム」の生みの親が語る、人生をおもしろがる言葉
みうらじゅんさんは、1958年に京都で生まれたイラストレーター、ライター、タレントです。武蔵野美術大学を卒業後、漫画家として活動を始め、そのつながりで雑誌にエッセイやイラストを執筆するようになりました。やがてテレビやラジオへの出演、コミックバンドでの音楽活動、映画の企画や出演へと活動の幅を広げ、マルチタレントとして活躍しています。「マイブーム」「ゆるキャラ」「クソゲー」「いやげ物」など、数々の言葉を生み出した「名付け親」としても知られ、仏像ブームの火付け役としても注目を集めました。まだジャンルとして成立していないものを見つけ、名前をつけ、面白がって広めていく。そんな独自のスタイルで、世の中の見方そのものを変えてきた人物です。肩の力が抜けた語り口の中に、人生を面白がるためのヒントがたくさん詰まっている、みうらじゅんさんの言葉を紹介します。
人生とは死ぬまでの暇つぶし。
みうらじゅんさんの人生観を、最も端的に表した言葉です。人生に大きな意味を求めすぎるのではなく、「暇つぶし」と割り切ってしまうことで、肩の力がすっと抜けていきます。
どうせ暇つぶしなら、どうせなら面白がったほうがいい。そんな前向きな開き直りが、この短い言葉にこもっています。
人間なんて考え方一つでどうにでもなる。
状況そのものよりも、それをどう受け止めるかのほうが大切だという、みうらじゅんさんの実践的な考え方です。つらい出来事も、見方を変えればまったく違う意味を持つようになります。
深刻になりがちな悩みを、軽やかに転換させてしまう発想が、みうらさんの魅力の一つです。
いろいろあるのが人生。一生わからないのが自分。
人生には予想外のことが次々に起こるし、自分のことでさえ最後までよくわからない。そんな「わからなさ」をそのまま受け入れる姿勢が、この言葉には表れています。
自分探しに疲れてしまったときに、肩の荷を下ろしてくれる一言です。
辛いこと・嫌なこと全てにブームとプレイという言葉をつけてみる
つらい出来事に「ブーム」や「プレイ」という言葉をつけて、面白がってしまうという、みうらじゅんさんならではの対処法です。「損ブーム」「焦らしプレイ」のように名前をつけると、嫌なことが急に客観的なものに変わります。
数々の言葉を生み出してきたみうらさんだからこそできる、言葉の力で気持ちを切り替える方法です。
自分の性格を人と比較するから、損だとか得だとかいう話になるんだと思います。おれは周りから見て「憎みきれない、ろくでなし」ならいい。それを目指しているんです
人と比べることで生まれる損得の感覚から、距離を置く考え方です。みうらじゅんさんは、「憎みきれないろくでなし」という独自の理想像を掲げ、他人の物差しではなく自分の目標を持っています。
立派な人を目指さなくても、愛される人になる道はあると、気づかせてくれる言葉です。
「彼らに近づきたい」っていう憧れ、というか強烈な妄想力があったからこそ、苦労を苦労と思わずに努力できたんじゃないかな
憧れの存在に近づきたいという強い想いが、努力を苦労と感じさせなかったと振り返った言葉です。「努力」ではなく「妄想力」と表現するところに、みうらじゅんさんらしいユーモアが表れています。
好きなことには、頑張っているという感覚すらなくなるという、夢中になることの強さを教えてくれます。
本当にオリジナルのものを生み出すなんて、無理だということです。たとえ自分が生み出した!と思っても、たいていはもうどこかで誰かがやっています
「ゆるキャラ」や「マイブーム」を生み出したみうらじゅんさん自身が、オリジナルについて冷静に語った言葉です。完全に新しいものを作るのは難しく、実際は、すでにある言葉や発想の組み合わせにすぎないという視点が示されています。
「ゼロから生み出さなければ」と力んでいる人に、肩の力を抜く余裕を与えてくれる言葉です。
どこかに誤解が生まれないとブームって起こらないんですよね
ブームが起こる仕組みを、長年ブームを仕掛けてきた立場から語った言葉です。作り手の意図どおりに伝わるのではなく、受け取る側が自由に解釈してくれるからこそ、世の中に広がっていくという観察が示されています。
自分の思惑どおりにいかないことを、前向きに受け止める柔軟さが感じられます。
昔から、肩書きより人に憧れてたから。職業じゃなくて、人。しかも特定の個人を名指しで。
憧れの対象について語った、みうらじゅんさんの原点がうかがえる言葉です。「イラストレーターになりたい」というような職業への憧れではなく、特定の誰かに憧れていたことが、その後の活動の原動力になりました。
肩書きに縛られず、自分の「好き」を軸に活動してきた、みうらさんの生き方に通じています。
人と同じようにやってても”マイブーム”じゃないんだよ。ただ好きになるだけじゃなくて、自分で面白く、おかしくしなきゃ。つまり”マイルール”を作って始めないと、つまらないと思うんだよね
「マイブーム」の本質を、生みの親自身が語った言葉です。ただ好きになるだけでは足りず、自分なりのルールを作って、面白がるひと工夫を加えることが大切だという考え方が示されています。
趣味や好きなことを、もっと楽しくするためのヒントとして、多くの人の参考になる言葉です。
大人になると誰かれなしにホメてもらいたいんだけど、みんながみんなそう思っているのでなかなか順番は回ってこない。だから、大人は淋しいんだ
大人が抱える寂しさを、ユーモラスに分析した言葉です。誰もが褒めてほしいと思っているために、自分に順番が回ってこない。そんな構造を、少しの皮肉と優しさをこめて言い当てています。
「褒められないこと」に落ち込みがちな人の気持ちを、軽くしてくれる一言です。
一度、好きなように生きてみればどうなのよ?
世間体や周りの目を気にして窮屈に生きている人に向けた、ストレートな問いかけです。難しい理屈ではなく、「やってみればいいじゃない」と背中を押すような、軽やかな語り口が特徴です。
肩肘を張らず、まず一度やってみる。みうらじゅんさんらしい、気負いのない励ましの言葉です。
自尊心は一回潰された方がいい。一回潰されると背負っていた物が借り物で実は何もないことに気付くから。
自尊心を一度壊してしまうことの意味を、独特の視点で語った言葉です。自分を支えていたと思っていたプライドは、実は借り物にすぎず、それが潰れたときに、何もないところから出発できるという考え方が示されています。
挫折を経験した人にとって、見方を変えるきっかけになりそうな言葉です。
「あなたといれば安心だわ」、そんな恋も結局は他人任せ
恋愛における「安心」について、皮肉を交えて語った言葉です。相手に安心を求めるだけの関係は、結局のところ、自分の気持ちを他人に預けてしまっているのだという、鋭い指摘が込められています。
恋愛についても、独特の距離感と観察眼で語る、みうらじゅんさんらしい一言です。
みうらじゅんさんの名言を紹介してきましたがいかがでしたか?
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偉人や著名人、アーティスト、アスリート、マンガ・アニメの登場人物など、さまざまな人の言葉を紹介しています。名言だけを並べるのではなく、その言葉が生まれた背景や込められた意味、人物の歩みまで丁寧に調べ、今を生きる私たちにどのような気づきを与えてくれるのかを、わかりやすくお伝えします。
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