岸辺露伴

岸辺露伴(ジョジョの奇妙な冒険)の名言

岸辺露伴(きしべろはん)は、荒木飛呂彦による漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部「ダイヤモンドは砕けない」を中心に登場する天才漫画家です。16歳の時から連載を続ける『ピンクダークの少年』で人気を博し、極めて自己中心的でありながら、漫画への情熱は誰よりも凄まじいというユニークな人物です。スタンド「ヘブンズ・ドアー」を使い、対象を「本」に変えて心の中を読み取ったり、命令を書き込んだりする能力を持ちます。リアリティを追求するためなら手段を選ばない徹底ぶりを見せる一方、我が儘で他者を見下す言動も多く、決して聖人君子ではありません。それでも自分の信念だけは決して曲げず、強者に対しても物怖じせず啖呵を切るその姿は、シリーズ屈指の人気キャラクターとして多くのファンを魅了し続けています。岸辺露伴の言葉には、漫画家としての狂気じみた執念と、独自の美学に貫かれた強烈な自我が宿っています。
岸辺露伴の紹介については姉妹サイトのみんなのサブカル用語辞典『岸辺露伴』で解説しています。

だが断る。この岸辺露伴が最も好きな事のひとつは、自分で強いと思ってるやつに「NO」と断ってやる事だ

シリーズ屈指の名言として知られる、岸辺露伴の代表的なセリフです。敵に命を助ける代わりに仲間を売れと持ちかけられた際、迷うことなくきっぱりと拒絶したこの一言には、どんな脅しにも屈しない強い意志が表れています。

自分より強い者に対しても決して媚びず、堂々と「NO」を突きつけるその姿勢に、露伴の反骨精神と誇り高い性格がよく表れています。

リアリティだよ!リアリティこそが作品に生命を吹き込むエネルギーであり、リアリティこそがエンターテイメントなのさ

漫画家としての露伴の信念が凝縮された言葉です。虚構である漫画であっても、そこにリアリティが宿っていなければ、読者の心を動かす本当の意味でのエンターテイメントにはなり得ないという考え方が示されています。

危険を顧みずリアリティを追求し続ける露伴の狂気じみた執念は、この一言から始まっているといっても過言ではありません。

いいかい!もっとも『むずかしい事』は!『自分を乗り越える事』さ!ぼくは自分の『運』をこれから乗り越える!!

自らの「運」という抗いがたい要素にすら立ち向かおうとする、露伴の強い意志が表れた言葉です。他者との戦いだけでなく、自分自身の限界や弱点と向き合うことこそが、最も困難な挑戦であるという考え方が示されています。

どんな強敵よりも自分自身と向き合うことを選ぶその姿勢に、露伴の哲学者的な一面がうかがえます。

この岸辺露伴が金やちやほやされるためにマンガを描いてると思っていたのかァーーーーッ!!ぼくは『読んでもらうため』にマンガを描いている!『読んでもらうため』ただそれだけのためだ 単純なただひとつの理由だが それ以外はどうでもいいのだ!

漫画家としての露伴の純粋な動機が語られた言葉です。名声や金銭といった副次的なものではなく、ただ「読んでもらうため」だけに描き続けているという、シンプルながら揺るぎない創作への信念が示されています。

我が儘で自己中心的な性格の裏に、こうした純粋な創作意欲が隠れているところに、露伴というキャラクターの奥深さが感じられます。

うそっぽくなったよ…もういいやめだ ウソッぽい事はやめてくれいい作品のためにならん

リアリティを何よりも重視する露伴が、嘘くさい要素を容赦なく切り捨てる場面で放った言葉です。妥協を許さず、少しでも不自然だと感じたものは即座に排除するという、創作者としての厳しい姿勢が表れています。

いい作品を作るためには一切の甘えを許さないその徹底ぶりが、露伴の漫画家としての矜持をよく物語っています。

なんてことだ…最高だッ!おもしろいッ!ぼくはマンガ家として最高のネタをつかんだぞッ!

危険な状況に置かれてもなお、それを創作のネタとして喜んでしまう露伴の異常なまでの創作欲を表す言葉です。常人では恐怖を感じるような場面でさえ、漫画家としての本能が勝ってしまう様子が描かれています。

自らの安全よりも「面白いネタ」を優先してしまうこの姿勢は、露伴というキャラクターの狂気と魅力が同居する部分です。

ぼくはそういう『まるで劇画』っていうような根性を持ってるヤツにグッとくるんだ

人間の泥臭い根性や気概に対して、露伴が抱く独特の美学を語った言葉です。洗練された強さよりも、劇画的で泥くさい生き様にこそ心を動かされるという、創作者ならではの感性が示されています。

キャラクターの持つ生々しい人間味を敏感に感じ取るこの感覚が、露伴の作品にリアリティをもたらす源泉になっているのでしょう。

きさま程度のスカタンに この露伴がなめられてたまるかァ―――ッ!!

自分を見くびってきた相手に対して、露伴が怒りとともに放った威勢のいい啖呵です。相手の強さに臆することなく、あくまで対等かそれ以上の存在として渡り合おうとする、負けん気の強さが表れています。

決して腕力に自信があるわけではないにもかかわらず、気迫だけは決して引かないその姿勢が、露伴の強烈な個性を印象づけています。

うむを言わさず、先手必勝さ!

危険な相手や状況に対して、迷わず先手を打つという露伴の行動原理を示す言葉です。相手の出方をうかがってから動くのではなく、自ら主導権を握りにいく積極的な姿勢が表れています。

一見臆病にも思える性格でありながら、いざという時には大胆な行動に出るこのギャップも、露伴というキャラクターの魅力の一つです。

味もみておこう

漫画のリアリティを追求するあまり、クモの内臓を実際に舐めて確かめようとした際の一言です。常識では考えられない行動を、あくまで冷静な口調で実行してしまうその狂気が、簡潔な言葉の中に凝縮されています。

このシーンは露伴のリアリティへの異常なまでのこだわりを象徴する名場面として、多くのファンに強烈な印象を残しています。

わたしの能力…『天国への扉(ヘブンズ・ドアー)』によって心の扉は開かれる

自身のスタンド能力について語った言葉です。対象を「本」に変えて、その心の中身を読み取り、時には書き換えることさえできるという、露伴の強力かつ独特な能力の本質が端的に示されています。

漫画家として人間の内面を見抜くことに長けた露伴らしい、彼の本質を映し出すようなスタンド能力の説明です。

あなたの力になりたい。あなたはもうどこへ行く必要もない。全ての恐れから、それが何であろうと、あなたを守ってあげたい

初恋の女性・奈々瀬に向けて語られた、露伴の意外なほど純粋な愛情表現です。普段の自己中心的な言動とは対照的に、大切な相手を守りたいという素直な想いが、まっすぐな言葉で表現されています。

普段の毒舌や自信家な一面とは違う、露伴の繊細で優しい人間性が垣間見える、貴重な一言です。

ああ!わかったよ!最後だから本心を言ってやるッ!さびしいよ!ぼくだって行ってほしくないさ!

幼少期に自分を救ってくれた恩人の魂に対して、別れを前に本音を吐露した言葉です。普段は素直な感情を見せない露伴が、大切な相手との別れの瞬間だけは、飾らない寂しさをそのまま口にしています。

強がりな性格の奥に隠された、露伴の人間らしい情の深さが感じられる名場面です。


岸辺露伴の名言を紹介してきましたがいかがでしたか?
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