甲本ヒロト(THE BLUE HEARTS・ザ・クロマニヨンズ)の名言

アーテイスト

甲本ヒロトさんは、日本のロックシーンを象徴するカリスマ的存在であり、世代を超えて愛され続けるボーカリストです。
1963年岡山県生まれ。高校卒業後に上京し、1985年に真島昌利らと結成した THE BLUE HEARTS で一躍脚光を浴びました。代表曲「リンダリンダ」「TRAIN-TRAIN」は、時代を超えて歌い継がれるロックのアンセムとなっています。1995年には THE HIGH-LOWS を結成し、さらに2006年からは ザ・クロマニヨンズ のフロントマンとして活動を続けています。彼の歌声は荒削りでありながらも圧倒的なエネルギーを放ち、聴く人の心を直撃します。
ヒロトの魅力は、音楽だけでなくその生き方や言葉にも表れています。「今日のための今日です」「より良くならなくていいんだよ。俺たち最高なんだから」 といった名言は、彼の飾らない哲学を象徴しています。商業的成功よりも「本物のロック」を追求し続ける姿勢は、多くのファンに勇気と自由を与えています。
また、ローリング・ストーンズやセックス・ピストルズなどから影響を受けつつも、独自のスタイルを築き上げ、ハーモニカやギターを自在に操る演奏も特徴です。弟は俳優の甲本雅裕。音楽と人生を直結させるような彼の存在は、まさに「ロックンロールそのもの」と言えるでしょう。

明日のための今日じゃありません。今日のための今日です。

この言葉は、甲本ヒロトさんが語った「今を生きる」哲学を端的に示しています。多くの人は「明日のために今日を頑張る」と考えがちですが、ヒロトはその発想を逆転させます。未来のために犠牲を払うのではなく、今日という一日を楽しみ、充実させることこそが本質だというのです。つまり「今日」は未来への手段ではなく、それ自体が目的であり価値を持つ存在だと強調しています。この視点は、日々を「消費」するのではなく「味わう」姿勢を促し、人生をより自由で豊かにします。ロックンロールの衝動と同じく、計算や合理性ではなく、瞬間の輝きに身を委ねることの大切さを伝えているのです。

より良くならなくていいんだよ。俺たち最高なんだから。

この言葉は、甲本ヒロトさんが持つ独特の自己肯定の哲学を表しています。多くの人は「もっと良くなりたい」「成長しなければならない」と考えがちですが、ヒロトはその前提を覆します。「すでに最高なんだから、無理に改善しなくてもいい」という発想は、欠点や未完成さえも含めて自分を肯定する姿勢です。これは努力を否定するものではなく、他者や社会の基準に縛られず、自分自身の存在価値を認めることの大切さを示しています。ロックンロールの精神と同じく、完璧さよりも「ありのままの衝動」にこそ美しさがあるというメッセージです。ヒロトの言葉は、自己否定に陥りがちな人々に「今の自分で十分だ」と勇気を与え、自由に生きる力を呼び覚ましてくれます。

未来は真っ暗。お先真っ暗というのはすげー前向きな言葉だよ。

この言葉は、甲本ヒロトさん独特の「未来観」を示しています。一般的に「お先真っ暗」という表現は絶望や不安を意味しますが、ヒロトはそれを逆手に取り、むしろ前向きな意味として捉えています。未来が「真っ暗」であるということは、まだ何も決まっていない、可能性が無限に広がっているということ。光が見えないからこそ、自分自身で灯りをともす余地があるのです。つまり「真っ暗」とは不安ではなく、自由であり、創造の余白なのだと彼は語ります。ロックンロールの衝動と同じく、計算された未来ではなく、予測不能な瞬間にこそ価値がある。ヒロトのこの言葉は、未来を恐れるのではなく、真っ暗だからこそ自分の色で塗り替えられるのだという、強烈な希望のメッセージなのです。

色々不安だろ? なあ、イライラするしなあ。それなあ、大人になっても不安だし、50過ぎてもイライラするから、そのまんまでいいんじゃないすか。物事解決するよりも、イライラしたまんまさあ、ロック聴きゃあいいじゃん。

この言葉は、甲本ヒロトさんが「不安やイライラは消すべきものではなく、抱えたままでいい」と語った場面を示しています。多くの人は不安や苛立ちを「解決すべき課題」と捉えますが、ヒロトはそれを人生の自然な一部として肯定します。大人になっても、年齢を重ねても不安はなくならない。だからこそ「そのまんまでいい」と受け入れる姿勢が大切だと説いているのです。そして、その不安や苛立ちを無理に抑え込むのではなく、ロックを聴くことで昇華しようと提案します。ここには、音楽が持つ解放の力への信頼と、完璧を求めない生き方の哲学が込められています。ヒロトの言葉は、悩みを抱える人に「不安を抱えたままでも楽しんでいい」という自由を与えてくれるのです。

声が出なくなっても僕は(ロックンロールを)止めないなと思った。

この言葉は、甲本ヒロトさんの音楽に対する揺るぎない情熱を象徴しています。通常、歌手にとって「声」は表現の根幹ですが、ヒロトはそれを失ってもロックンロールを続けると断言します。ここには、音楽を「技術」や「手段」としてではなく、存在そのものとして捉える姿勢が表れています。つまり、声が出なくても、身体や魂の衝動があればロックは鳴り響くという信念です。彼にとってロックンロールは職業や手段ではなく、生き方そのもの。だからこそ「止めない」という言葉には、音楽を通じて生き続ける決意が込められています。このメッセージは、表現者に限らず誰にでも響くものであり、「大切なものは形を失っても心の中で続けられる」という普遍的な希望を示しているのです。

俺がとりたいのは100点じゃないんだ。ロックンロールが100点満点だとしたら10000点くらい取りたいんだ。

この言葉は、甲本ヒロトさんがロックンロールに対して抱く「常識を超えた情熱」を表しています。一般的な評価基準である「100点満点」を彼は拒みます。なぜなら、ロックンロールは点数で測れるものではなく、枠を壊し、限界を突き抜ける衝動そのものだからです。ヒロトにとって音楽は「試験」ではなく「生き方」であり、完璧さよりも爆発的なエネルギーや魂の解放が重要なのです。だからこそ彼は「100点」では満足せず、「10000点」という常識外のスケールを持ち出して、自分の求める表現の大きさを示しています。この言葉は、既存の基準に縛られず、自分の情熱を極限まで追い求める姿勢を象徴しており、聴く人に「枠を超えていいんだ」という強烈な自由のメッセージを投げかけています。

妄想と勘違いでロックンロールは転がり続けてるんだから、これを解放しないことには何も始まらない。

この言葉は、甲本ヒロトさんがロックンロールの本質を「妄想」と「勘違い」に見出していることを示しています。多くの人は現実的な正しさや合理性を重視しますが、ヒロトはむしろ不確かで衝動的なものこそが音楽を転がし続ける原動力だと語ります。つまり、夢や誤解、突発的な情熱がなければロックは始まらないし、進み続けることもできないということです。ここでいう「解放」とは、理屈や常識に縛られず、心の奥にある妄想や勘違いを自由に外へ出すこと。そうすることで初めて創造が生まれ、ロックンロールが鳴り響くのです。ヒロトの言葉は、完璧さよりも不完全さ、合理性よりも衝動を肯定する強烈なメッセージであり、創作や生き方において「間違い」や「妄想」こそが可能性の扉を開くのだと教えてくれます。

売れているものが良いものなら、世界一のラーメンはカップラーメンだよ

この言葉は、甲本ヒロトさんが「売れているもの=良いもの」という一般的な価値観を痛烈に批判したものです。商業的な成功や販売数は、必ずしも本質的な価値や美しさを保証するものではありません。もし「売れているものが良い」と単純に考えるなら、世界で最も売れているラーメンはカップラーメンであり、それが最高の料理だということになってしまいます。しかし、誰もがそれを「世界一のラーメン」とは認めないでしょう。ヒロトはこの皮肉を通じて、人気や数字に惑わされず、自分自身の感覚や心で「良いもの」を判断するべきだと訴えています。ロックンロールも同じで、売上やランキングではなく、魂を揺さぶるかどうかが本当の価値だという強烈なメッセージなのです。

音楽は理屈じゃねえんだよ!

この言葉は、甲本ヒロトさんが音楽の本質を直感と衝動に見出していることを示しています。一般的に音楽は理論や技術で語られることが多く、楽典や構造を理解することが「正しい」とされがちです。しかし甲本ヒロトさんは、それらを否定するのではなく「理屈ではなく心で感じるものだ」と強調しています。ロックンロールは計算された美しさよりも、瞬間の熱や魂の叫びに価値がある。だからこそ「理屈じゃねえ」という言葉には、音楽を学問や商品としてではなく、生き方や感情の表現として捉える姿勢が込められています。聴く人の心を震わせるのは理論ではなく、むき出しの衝動。甲本ヒロトさんのこの言葉は、音楽を難しく考えすぎず、ただ楽しみ、感じることの自由を私たちに思い出させてくれるのです。

未来は真っ暗。お先真っ暗というのはすげー前向きな言葉だよ

この言葉は、甲本ヒロトさんが「未来の不確かさ」を肯定的に捉えた独自の哲学を示しています。一般的に「お先真っ暗」という表現は絶望や不安を意味しますが、甲本ヒロトさんはそれを逆に「可能性の余白」として解釈します。未来が真っ暗であるということは、まだ何も決まっていない、誰も予測できないということ。つまり、そこには自由に描けるキャンバスが広がっているのです。光が見えないからこそ、自分自身で灯りをともす余地がある。彼は「真っ暗」を恐れるのではなく、むしろ前向きに受け止め、創造の源泉としています。ロックンロールの衝動と同じく、計算された未来ではなく、予測不能な瞬間にこそ価値がある。甲本ヒロトさんのこの言葉は、未来を恐れる心を解き放ち、「真っ暗だからこそ自由に生きられる」という強烈な希望を私たちに示しているのです。

子供の頃からやりたいことは変わってなくて、それができるようになるのが大人

この言葉は、甲本ヒロトさんが「大人になること」の本質を独自に捉えたものです。一般的には、大人になるとは責任を負い、社会のルールに従うことだと考えられがちです。しかし甲本ヒロトさんは逆に、子供の頃から抱いていた純粋な「やりたいこと」を実現できるようになることこそが大人だと語ります。つまり、大人とは夢を諦める存在ではなく、夢を叶える力を持つ存在だということです。この視点は、成長を「制約」ではなく「自由の獲得」として捉えるものです。子供の頃に感じた衝動や憧れを忘れずに、それを現実にできるようになることが人生の醍醐味だと示しています。甲本ヒロトさんの言葉は、年齢を重ねても心の中の「やりたいこと」を大切にし続ける勇気を与えてくれるのです。

ロックンロールは吐き出した瞬間と受け取る瞬間があって、聴く人の心の中で完成する

この言葉は、甲本ヒロトさんがロックンロールの本質を「共有の瞬間」に見出していることを示しています。音楽は演者が衝動や感情を吐き出すことで始まりますが、それだけでは未完成です。聴く人がその音を受け取り、自分の心の中で共鳴させることで初めて完成するのです。つまり、ロックンロールは一方通行の表現ではなく、演者と聴衆の間に生まれる関係性そのもの。技術や理論を超えて、瞬間の熱や魂のやり取りが音楽を成立させます。甲本ヒロトさんの言葉は、音楽を「商品」や「作品」としてではなく、人と人との間に生まれる生きたコミュニケーションとして捉える視点を与えてくれます。そこには、ロックが持つ自由と共感の力が凝縮されているのです。

人生に意味はないよ。だって暇つぶしじゃん。楽しければいいんだ

この言葉は、甲本ヒロトさんが人生を「大きな目的」や「意味づけ」で縛るのではなく、もっとシンプルに捉えていることを示しています。多くの人は人生に価値や意義を求めますが、甲本ヒロトさんはそれを「暇つぶし」と表現し、肩の力を抜いた視点を提示します。つまり、人生は壮大な使命を背負うものではなく、日々を楽しむためにあるのだという考え方です。ここで重要なのは「楽しければいい」という部分で、彼は生きることを難しく考えず、喜びや遊び心を中心に据える姿勢を強調しています。これは決して虚無的な発言ではなく、むしろ人生を自由にする解放の哲学です。意味を探すよりも、今この瞬間を楽しむことが人生の本質だと教えてくれるのです。

馬鹿なら馬鹿ほどカッコええ。駄目なら駄目ほどカッコええ

この言葉は、甲本ヒロトさんが「不完全さの美学」を体現していることを示しています。多くの人は「馬鹿」や「駄目」という評価を否定的に捉えますが、甲本ヒロトさんはそれを逆に肯定し、むしろ「カッコいい」と言い切ります。ここには、社会的な成功や優秀さを基準にするのではなく、ありのままの姿を尊重する彼の哲学が込められています。馬鹿であるほど、駄目であるほど、人間らしさがむき出しになり、そこにこそ魅力が宿るという考え方です。ロックンロールも同じで、完璧な演奏や理屈ではなく、衝動や不器用さが人の心を震わせる。甲本ヒロトさんの言葉は「弱さや欠点を隠さなくてもいい」という強烈な自己肯定のメッセージであり、誰もが自分のままで輝けることを教えてくれるのです。

僕らはユーモアがないものはどうしても楽しめないんだ

この言葉は、甲本ヒロトさんが人生や音楽において「ユーモア」を不可欠な要素として捉えていることを示しています。彼にとってユーモアとは単なる笑いではなく、物事を軽やかに受け止めるための視点であり、自由を生み出す力です。真面目さや完璧さだけでは人は窮屈になり、楽しむことができない。だからこそ、ユーモアがなければどんなに立派なものでも心から味わえないのです。ロックンロールも同じで、衝動や情熱に加えて遊び心があるからこそ人を魅了します。甲本ヒロトさんの言葉は、人生を深刻に捉えすぎず、ユーモアを持って向き合うことで初めて本当の楽しさが生まれるというメッセージです。これは音楽だけでなく、日常を生きる私たちへの普遍的な励ましでもあります。

最新作が最高傑作なんだよ。僕の中ではいつもそうだよ

この言葉は、甲本ヒロトさんが創作に対して持つ「常に現在が最も輝いている」という姿勢を示しています。多くのアーティストは過去の代表作や名曲に縛られがちですが、甲本ヒロトさんはそれを振り返るのではなく、常に「最新作こそ最高傑作」と断言します。これは、過去を否定するのではなく、今この瞬間に生み出す表現に全力を注ぎ、更新し続けるという創作哲学です。ロックンロールは生き方そのものであり、完成された記念碑ではなく、常に動き続ける衝動です。だからこそ彼にとって「最高傑作」は固定されたものではなく、今まさに鳴り響いている音楽なのです。この言葉は、過去に囚われず、未来を過信せず、現在を最高の舞台として生きることの大切さを私たちに教えてくれます。


甲本ヒロトさんの名言を紹介してきましたがいかがでしたか?
あなたの知っている甲本ヒロトさんの名言がありましたらコメント欄で教えてくださいね。

関連記事一覧

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

TOP